品質管理の基本|初心者に分かりやすいサイト > 機械検査技能士|問題集⑦
機械検査技能士|問題集で試験にそなえましょう。試験問題を回答付きで掲載しています。この章では主に品質管理の特に管理図あたりの問題をたくさん載せていますので、練習してみて下さいね。
【品質管理】
統計的方法に用いられる分布の中で、正規分布とは計量値の分布の中で最もよくある分布である。答え
試料分散も試料標準偏差も、データの中のばらつきを表す尺度であるが、試料標準偏差は試料分散を平方に開いた数である。 答え
Xバー管理図(えっくすばーかんりず)で工程を管理する場合、下図のように中心線の片側に特性値の平均が連続して8点並んだときは異常があるものと考えられるため、その原因を調べる必要がある。 答え
管理図において、点が管理限界線の外に出ていなければ、点の並び方にくせがあっても、工程管理上、問題は無い。 答え
管理図を用途によって分類すれば、工程解析用と工程管理用である。 答え
管理図を使って工程管理を行っている場合、その工程が管理状態なのであれば、通常は検査を省略するのが原則である。 答え
管理図で管理限界線の外に出た点は、異常原因のあることを教えてくれるが、その原因までは示してくれない。 答え
Xバー-R管理図(えっくすばーあーるかんりず)について、試料(サンプル)は原則として、10個以上とする。 答え
管理する品質特性が計量値のとき、群間のばらつきの管理にはR管理図を用い、郡内のばらつきにはXバー管理図を用いる。 答え
箱詰めの電球の不良個数の管理には、Xバー-R管理図を用いるとよい。 答え
材料の引張強さなどのように、量によって管理する場合には、Xバー-R管理図が用いられる。 答え
多種少量の10種の製品では、いずれも1ヶ月に2~3ロットしか生産しないため、別々に管理図を引いて工程管理を行うのは困難であり、且ついずれもバラつきはいつも同じであるため、各製品の平均を全体の平均として修正してXバー-R管理図を書いて工程の管理を行った。 答え
☆下の管理図を見たときの判定(A~E)のうち、誤っているのは(B)である。
(A)非常に安定した工程。
(B)40%が不良で、早急に規格変更を要する。
(C)山が2つあり、大きい山はうまく収まっているため、段取り中の不良品が混入した可能性がある。
(D)狙いはよいが、バラつきが大きく、油断すると不良が出る。
(E)山が2つあるため、2台の機械で加工した可能性がある。 答え
3シグマの管理限界内に調整されているものでも、3シグマからはみ出す確率は、約1000回に3回はある。 答え
Xバー-R管理図において、連続する20点中18点以上が管理限界内にある場合、管理線を将来的に延長してもよい。 答え
一般的に、P管理図で群の大きさを大きくし過ぎると、工程のわずかな変動でも点の多くが管理限界から飛び出してしまう。答え
P管理図で点がUCLより飛び出せば、工程に不良を多くする異常原因が発生したことを示し、その原因を追究する必要があるが、LCLより飛び出せば、不良が少なくなったのであるから、原因追及の必要はない。答え
☆数のP管理図では、連続する11点中10点が中心線に対して同じ側にあるので、異常原因があると考えられる。 答え
☆ある作業工程で、1日を群として、n=5のXバー-R管理図で工程管理を行なっていたら、群番号21から図のように変化した。これは一般的にばらつきが大きくなっただけではなく、平均値も上下にばらつきが大きくなったと判断される。 答え
管理図の中心線と、UCLとの間隔は、通常は2σにとる。 ×
120個の部品を全部検査した場合、良品100個、不良品20個であったとすれば、このロットの不良率は20%である。 ×
AQL(合格品質水準)が2%ということは、2%の不良品を作ってもよい、という意味である。 ×
品質管理における、ヒストグラムの分布の山が一つの場合でも、要因としては条件の異なったものがあると考えられるものは、層別してヒストグラムを作成してみると、別々な分布の山に分かれることがある。 答え
品質管理において、データを材料別、または発生場所などのいくつかのグループに分けることを層別という。 答え
pn管理図は試料の大きさに関係なく、管理限界線は一定である。 ×
デミングサークルは、品質管理活動の段階を表現したものであるが、それは次のような順番になっている。
計画⇒作業⇒確認⇒処置 答え